ピーターラビット展
昨日渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムへピーターラビット展を見に行きました。
作家であるビアトリクス・ポター生誕150周年を記念して200点程の原画が展示
されています。10㎝四方の小さな本に収まる小さく繊細な絵です。
描かれている絵は写実的に動物を表現し尚且つ特徴を可愛く捉えて親しみと愛らしく
描いていて夢の世界に引き込まれてしまいそうです。
27歳の時友人の子供の病気見舞いの為に書いたウサギの絵がきっかけとなり絵本を
出版することになりました。その時お世話になった出版社の人と恋におち婚約しますが貴族社会の裕福な家庭で育ったビアトリクスの両親は結婚に大反対、婚約から
僅か一ヶ月後に婚約者は白血病で亡くなってしまいます。何だか恐ろしい。
ビアトリクスが結婚したのは20年後の47歳の時。お見合い結婚で相手は弁護士でした。絶滅危惧種の羊の保護に力を注ぎ広大な牧場を購入したそうです。
素晴らしい人だったのですね。残念ながら今日11日でbunkamuraでのピーターラビット展は終わってしまいます。