11月上旬に発表会前の自宅でのリハーサルの為ダイニングに置いてある
アップライトピアノの調律をしていただきました。
音楽室のグランドピアノのハンマーと弦の張替えを進められました。
金額は60万円。そんなに掛かるのならグランドを買い取りしてもらい60
万円足した金額で質の良い中古グランドピアノが買えないですか?
それとも60万掛けて修理した方が良いですか?から始まりピアノ探しが
始まりました。
驚いたことに中古ピアノはものすごく高い。
私のグランドの買い取り価格は一番高い所で35万でした。
ところが同じ年式の同じピアノの販売価格は80~90です。
少しでも年式が新しいピアノは100~140万。
新品のC3は195~220万です。浦和、横浜、茨城と探し歩き試弾したり
説明を受けたりさんざん悩んだ結果ドイツのレンナー社のハンマーと交換
することになりました。原木の買い付けから製造に携わっていた調律のかたに
私のピアノを見ていただいた所、弦は張り替えなくても大丈夫まだまだ若い
ピアノと言って頂きました。弦の張替えと簡単に言うけれど、弦を巻いてる
芯が昔と違い細いためねじれが生じ音が安定するまで2~3年掛かるそうです。ハンマーもピンからキリまであり良いハンマーを輸入する難しさ等大変
勉強になりました。チーク材で製造されて44年たったアップライトピアノ
は音も悪くメンテナンスに費用もかかって行くので手放しました。
2台のピアノの維持は大変です。私も歳ですのでグランドピアノに愛情をかけて行きたいと思います。ピアノ騒動は一件落着です。