五月女慧ピアノリサイタルに行きました。

 
   新年 パリへの旅  2022・1・9 
   柏屋楽器フォーラムホール

昨日、五月女慧さんのリサイタルに行って来ました。
プログラムは前回のブログで紹介しました曲とアンコールで子犬のワルツと
カンパネラの二曲を演奏してくれました。

どの曲も素晴らしかったですが、心に残った曲はショパン スケルツォ第2番
とリスト ハンガリー狂詩曲第2番でした。

アンコールで弾かれたカンパネラも素敵でした。

優しい人柄に溢れて、演奏活動で行かれたヨーロッパの国々の紹介、日本では知られていないコミタスと言う作曲家の話、薄幸の生涯だったコミタス作曲の7つの民族舞踏より、も演奏していただけました。どの曲も悲哀を帯びていました。

リストのため息の由来は詳しい名称は覚えていませんが、ある囚人が橋を渡り
その先の独房に入り、小さい窓から見える青い海を見つめたときの「ため息」
だそうです。

最近みた記事でフジコ・ヘミングさんが、一つの物を追い続けていれば成長し続ける。と。
確かに4~5年前は初見で弾けなかった曲が今は弾ける。
難曲だった曲も弾ける様になった。これからも自分を磨き続けていきたいと思います。