2019年5月25日(土曜日)
出演・山川宗玄【正眼寺住職・正眼憎堂師家】
「生きることすべてが修行」
何気なくテレビのチャンネルを回すと、お坊さんの対談が目に止まりました。男のお坊さんなんですが、弥勒菩薩の様な優しく美しい顔立ちに驚いてしまい画面に釘付けになってしまいました。
お顔は本当に弥勒菩薩の様に優しく微笑んでおられ、まるで女の人の様でした。
苦しい修行から逃れるために修行を二倍、三倍にして倒れこんで救急車
で運ばれる事で逃げ出すことが出来るのではないかと考えたそうです。
辛い修行で追い込んでも全く倒れず、ある時実家に帰って友人にお風呂で
背中を流してもらったら、友人が驚いた声で背骨が三本あると言ったそうです。背骨の両側にまるで背骨の様な筋肉が出来ていたそうです。
どうりで座禅をすると腰が痛かったのが痛く無くなっていたそうです。
長い座禅が終り朝の起床時刻まで後一時間半、いつもだったら一時間半
しか眠れないと思うところ、その日は一時間半も眠れる。と思ったそうです。しか、が、も、に変わったそうです。
それから全てに光が見えてきたそうです。
ふと思いました。ピアノの上達も修行ではないかと。
難しい曲に取り掛かる時、はたしてこの様な難しい曲を楽譜通りに弾ける時が来るだろうかと、片手づつ根気よく練習し、そろそろ両手で弾いて見ようと一段づつ丁寧に練習しやがては10ページの曲を完成させてゆく工程は努力と根気と忍耐、日々修行です。
2~3か月で指が言う事利かないと根を上げてしまったり、折角ピアノを始めてたのに仕事が忙しく時間が取れないと挫折する人も居りますが、何年も続けている我が教室の生徒さんは凄いなと改めて感心しました。
この様な話を聞きました。
モーツァルトもショパンも5歳で天才ピアニストと言われましたが、前世も又その前世からピアノを弾いていたと、でなければ出来るわけがないと。今世で勉強したことは来世でも続く。70歳でも80歳でも興味の
ある物があったら始めて下さいと、もう歳だからと思わなくて大丈夫。
来世でその続きがありますと。私は信じます。来世はひょっとしてピアニストかな?それは甘いよ。