日本の公園の父  本多静六 (1866~1952)


先日、久喜市菖蒲総合支所 (5階) の本多静六記念館に行って来ました。
渡部昇一「日本の英語学者、歴史家、評論家、上智大学名誉教授」の著書に
紹介されていました。

菖蒲町に日本史に残る人物が誕生していたことに驚きました。
本多静六が造った皆様がご存知の有名な公園を紹介します。
伊勢神宮、奈良公園、有馬温泉、神戸六甲山、城崎温泉、大沼国定公園
、日光東照宮、日比谷公園、明治神宮の森、その他全国に80ヶ所の公園を
造りました。

自らの苦学の経験から経済の自立をめざし「四分の一天引き貯金」を実行し、
それを基に多額の資産を築きました。
資産のほとんどを公共の機関や団体に寄付し、自らは質素生活を貫きとおしました。
先に紹介しました渡邊昇一も四分の一天引き貯金を実行して、三人の子供を
大学まで卒業させることが出来たと記述しておりました。

是非、本多静六記念館に行かれて生い立ちや学業や留学へのいきさつ等々を知って欲しいとおもいます。

夏の終わり


昨年に引き続き二度目のコロナ禍の中の夏休み。教室は休まずにレッスンをしておりました。同業の方から相談を受けたりしましたが、柏屋楽器の営業担当の方の指示に従い注意を払いました。二人ほどコロナを理由に休まれた方もいました。
個人的には中学生の孫が2週間我が家に泊まりました。長期の宿泊は初めてなので、生活のリズムも変わり些か疲れました。その間極力家に居るようにしましたが最後の日私が朝から夕方まで留守にし、孫は一人でしたので余程寂しかったのかその日の夜母親に迎えに来てもらい帰りました。

私も小学校の6年生まで毎年夏休みを母親の実家である四国の香川県に東京からひと月滞在しておりました。孫が帰った後の寂しさを四国の祖母も味わっていたのだなと初めて祖母の気持ちがわかりました。

今年は四国に住む93歳の叔父と山口県に住む106歳の叔母が亡くなりました。四国には80代の叔父と叔母がおります。叔母は12月で87歳になります。兵庫と大阪に住む二人の従妹はコロナ禍だからと帰省を会社から止められて2年も帰省できずにおります。
入院しているわけでは無いのにそこまで規制が必要なのか❓と考えてしまいます。コロナが生活を大きく変えてしまいました。過剰な反応が今まで美徳と思われていたことも規制の上に安住しているように思われて仕方ありません。

映画  ふたり


昨年亡くなられた大林宣彦映画監督の名作「ふたり」の主題歌をバイオリンで演奏してくれました。
赤川次郎の小説を大林宣彦監督が映画化し1991年5月11日公開されました。

尾道を舞台に亡き姉の幽霊に見守られながら成長していく多感な少女の姿を描いております。出演:石田ひかり、中嶋朋子

バイオリンニスト古澤巌


NHKの旅するイタリア語という番組の中で、アマルフィ海岸を見下ろす山の上に建つ古い家を訪ねました。高齢のお婆さんが一人で暮らしています。
厳しい生活をして来たであろうお婆さんは何事にも揺るがない強い精神の持ち主ですがバイオリンの演奏に大変喜びました。その時古澤さんが演奏した曲です。

私も以前よりも心に沁みる演奏に感動して早速CDをかいました。
5月頃からイタリア語の勉強をしています。
近い将来まだ元気なうちにイタリアに行きホームステイをしたいと思っています。